ヤマケイセミナー

     富士山、熊野が世界遺産に登録されるなど、近年山岳信仰への興味・関心が高まってきている。そういった山でなくとも、山中の神社にお参りしたり、山頂にある小さな仏堂に手を合わせたり、登山をしていると山の信仰に触れる機会は多い。修験道、役行者などについて、聞いたことがある人も多いのではないだろうか。
     

     

     登山に欠かせない国土地理院の地形図。山好きには、地形図を眺めているだけで幸せという地図愛好者もいるだろう。この地形図の図式改訂が、国土地理院によって行われているのをご存じだろうか。新図式による地形図とは現在順次更新が進められている4色刷りの新版で、影を付けて地形を読み取りやすくした新しいこのバージョンは最近目につくようになってきた。しかしこの新図式への改訂について今回の講師、今尾恵介氏によれば、いいことばかりではないという。

     

     昔から、上高地へのアクセスに欠かすことの出来ない場所である松本。登山を楽しむ人なら必ず一度は足を運んだことがある場所ではないだろうか。
     そんな松本には、沢山の城(跡)が残されている。有名な国宝・松本城以外にも、戦国時代には膨大な数の城があった。その多くが山の上に建てられた、山の地の利を活かした山城(やまじろ)で、甲斐(現在の山梨県付近)の武将・武田信玄に攻められた城、信玄が奪った後に改修した城もあるという。