涸沢フェスティバルQ&A

涸沢フェスティバルについて、これまでに実行委員会に届いた質問を以下にまとめました。参加を検討されている方は参考にしてみてください。

上高地のマイカー規制について

Q 上高地にはマイカー規制があると聞きました。マイカーで行く場合は、どこまで行けますか?

A 上高地は年間を通じてマイカーでは入れません。自家用車(自動二輪を含む)は、釜トンネルから通行が禁止されているため、沢渡駐車場・平湯駐車場からシャトルバスまたはタクシーなどをご利用ください。
なお、カラフェス期間中は駐車場の混雑が予想されます。駐車場の場所や駐車位置をひかえておきましょう。
なお、シャトルバスの運行状況など詳しい情報は、アクセス情報をご確認ください。

涸沢フェスティバル中にお風呂に入りたいです

Q山小屋にはお風呂がないと聞きましたが、カラフェスに参加するならお風呂は我慢するしかないのでしょうか?

A基本的に山小屋にお風呂はありません。しかし、カラフェスの会場のうち、徳沢会場にある徳澤園や横尾山荘は入浴施設があり、宿泊すれば入浴できますので、徳沢や横尾に宿泊するプランを組んではいかがでしょうか。  なお、徳沢ロッヂや小梨平の「小梨の湯」は立ち寄り湯が可能で、上高地の宿の一部にも、外来の入浴を受け付けているところがあります。

子どもが小さいのですが参加できますか?

Q家族で参加したいと思っています。子どもはまだ3歳なのですが、涸沢まで行けるでしょうか?

A 3歳のお子さんを背負って涸沢まで来る方もいますが、そうした登山は親に充分な登山経験や体力があり、天候に恵まれているなど、条件がそろったときのみ可能です。無理せず、徳沢会場などで楽しんではいかがでしょうか?
徳沢会場では、家族向けのプログラムも用意する予定です。また、上高地周辺のハイキングでも、充分に自然を堪能できると思いますよ。

7月下旬の涸沢の気温は?

Q涸沢は標高2400mで、平地よりかなり寒いと聞きました。実際には、どの程度なのでしょうか?

A 天気にもよりますが、朝夕はかなり冷え込むことが予想されます。薄手のダウンジャケットなど、防寒着は必携です。

テント泊の際、夕飯を山小屋で食べられますか?

Qテント泊でカラフェスに参加するつもりです。食事は自炊するしかないのでしょうか?

A涸沢会場の涸沢ヒュッテや涸沢小屋ではテント泊でも夕食、朝食が頼めます(当日16時ごろまでに申し込み)。また、徳沢会場の徳澤園ではテント利用者を対象に、「みちくさ食堂」で夕食を提供しています(17時までに注文が必要)。昼食に関しては山小屋売店や喫茶コーナーの軽食で済ませることもできますので、自炊と各山小屋の名物メニューを組み合わせるのも楽しいでしょう。

テントの現地レンタルは可能ですか?

Qテントを持っていませんが、この機会にテント泊にトライしたいと思います。現地でレンタルなどは可能でしょうか?

A涸沢会場の涸沢ヒュッテ、徳沢会場の徳澤園では、テントのレンタルを行なっています(いずれも要予約)。シュラフや毛布などのオプションもあるので、まずは相談してみてください。

涸沢へは日帰りで行けますか?

Q1日しか参加できないので、日帰りで参加したいのですが、上高地から涸沢まで、日帰りで行って帰ってこられますか?

A標準コースタイムで上高地・涸沢往復は11時間以上。体力的にこなすことができたとしても、日帰りではカラフェスに参加する時間がとれません。余裕をもった登山計画を立て、山小屋やテント利用でカラフェスをお楽しみください。

沢渡の駐車場や涸沢のキャンプ場がいっぱいになることはありますか

Q前夜に沢渡の駐車場に到着し車中泊して、翌日の午前中に涸沢に着く予定です。この計画だと駐車場がいっぱいで駐車できないとか、テントが張れないなんてことにはならないですか?

A沢渡には10ヶ所以上、計2000台の駐車場があり、すべてが満車になる心配は少ないのでご安心ください。 涸沢のテントサイトについても500張設営可能ですのでご心配なく。ただし、水場に近い場所や平らな場所、眺めがよい場所などに設営したい場合は早めの到着をおすすめします。

水は持参した方がいいのでしょうか?

Qお水は使えますか?顔を洗ったり、飲んだりする水は持参した方がいいのでしょうか?

A各会場とも水場があり、飲料水としてはもちろん、洗顔にも利用できます。ただし、天水などを利用している稜線の山小屋では水が貴重なので、節水を心がけましょう。なお、環境保全の点から、石鹸や歯磨き粉などの使用はお控えください。

帰りはパノラマコースを通ろうと思っていますが・・・

Q涸沢からの帰りはパノラマコースから屏風ノ頭を通る予定です。アイゼンを準備した方がよいでしょうか?

Aパノラマコースは危険箇所があり、初心者厳禁のルートです。穂高の稜線を歩けるくらいの経験・技術と体力があったほうがよいでしょう。7月は残雪があることも予想されるので、6本爪の軽アイゼンがあると安心です。

登山は初めて。何を持っていけばいい?

Q登山は初めてです。何を持っていけばよいのかわかりません。当方、体力には自信があります。

A初めての登山で涸沢に行くのは、あまりおすすめできません。できれば事前に何度か近郊の山に登り、登山に慣れておきましょう。カラフェス当日もツアーなどに参加したり、経験者に同行してもらったりして、サポートを受けながら歩けば安心です。

持ち物については登山ショップで涸沢に行くことをスタッフに伝えてそろえましょう。 また、登山の入門書(「山登りABC」)や、ヤマケイオンラインを参考にしてみてください。涸沢までの登山に必要なアイテムを下記の装備表にまとめましたので、こちらも参照してみてください。

涸沢フェスティバル登山装備チェック表

※表中のマークについて
◎・・・必須装備   ○・・・あるとよい   △・・・どちらでもよい

服装
品名必要度備考
Tシャツ 吸湿速乾素材のもの。日焼けが気になるなら長袖を。
長袖シャツ 朝や夜はかなり冷えるので、長袖のシャツやカットソーは必須。行動中も日焼けやケガ防止になる。
ロングパンツ 速乾性素材で動きやすいもの。ショートパンツも軽快だが、ロングパンツは必ず持つこと。
サポートタイツ 脚の筋肉疲労を軽減してくれる。ひざなどにトラブルがある人、筋力に不安がある人は使ってみては。
着替え 雨で濡れることもあるので、下着やTシャツなどの予備を持って行こう。
靴下 トレッキングブーツにはウールの中厚手が定番。
防寒具 フリースや薄手のダウンジャケットなどの防寒着は必須。
帽子 日焼け対策にツバの広いものがおすすめ。朝夕はニットキャップも重宝する。
手袋 防寒対策はもちろん、手の保護にも役立つ。
行動用品
品名必要度備考
登山靴 涸沢に行くならトレッキングブーツが安心。徳沢、横尾までならローカットシューズも可。
スパッツ ぬかるみや砂利道、残雪歩き、雨天時に役立つ。
レインウェア 雨天時だけでなく、防風、防寒にも使える必須アイテム。防水透湿素材の登山用レインウェアを選ぼう。
風がなければ平坦地を歩く際やテントサイトで重宝する。
ストック 脚への負担軽減に。
バックパック 山小屋泊なら25 ℓ以上、テント泊なら45ℓ以上。
水筒 1ℓ以上のサイズを。2本持ってスポーツ飲料と水を分けるのもよい。
ヘッドランプ テント泊はもちろん、山小屋泊でも夜のトイレなどで必要。緊急時にも必須のアイテム。予備電池も持とう。
カメラ スマホでもいいが、被写体に事欠かないのが北アルプス。
サングラス 紫外線対策として、UVカットのものを。
地図、コンパス 事前にしっかりガイドブックを読んでおき、行動中は地図をチェックしよう。
行動用品
品名必要度備考
飲料水 必要量(ml)=体重(kg)×行動時間(h)×5
体重65kgの人が上高地から涸沢まで歩くなら約2ℓ飲むのが理想。なお、徳沢や横尾で給水できるので、はじめから2ℓ持たなくてもよい。
行動食 登山のエネルギー消費を補うために、糖質や塩分を補給する。菓子類やエナジーバーなどが定番。1時間に1回、100~200kcalを目安に食べよう。
日焼け止め 高山の日差しは強い。こまめに塗り直そう。
医薬品 ふだん服用している薬のほか、痛み止めや胃腸薬などの薬を持とう。外傷に使うキズテープやテーピング、三角巾、滅菌ガーゼなどもセットにしておくとよい。
健康保険証 山中の診療所では使えないが、下山後に病院に直行することもある。
その他、生活用品
品名必要度備考
筆記用具 小さなメモ帳とペンがあるとよい。
携帯電話 カラフェスの会場周辺には電波が入る場所もある。緊急時の備えとしても。
ラジオ 携帯電話の電波状況に左右されず、気象情報を得られる。
ガムテープ・ダクトテープ さまざまな補修用に。
ロールペーパー トイレでも、ティッシュとしても。
ビニール袋 雨対策、ゴミ用など、いくつか持っておこう。ただし、レジ袋のガサガサ音は寝静まった山小屋では響きやすいので注意。
タオル 汗拭き、洗顔、下山後の入浴にも。
ウエットティッシュ 入浴できないときは体を拭くとさっぱりする。女性はシートタイプのメイク落としが便利。